2011年7月14日木曜日

隠れしウラブラスク

 MSが行っている「Worldwide Partner Conference 2011」にて、ついに富士通のWP7端末が姿を見せたようです。
(MS公式の動画はコチラで見ることができます。リンクはななふぉ様のところからコピペ)

 何故かこの動画内に出てくる端末の画像については、MS側から広めないでくれという報せが飛んでいるらしいですが、公式が動画配信続けている以上、少なくとも話題に出す分には問題ないのでしょうと判断。
 動画からわかる様子としては既存のWP7端末とは大きく異なり、端末色がピンクになっています。WP7というとほとんど黒っぽい端末ばかりで、せいぜいがNOKIAのリーク画像で複数カラーがある端末があって期待されていた程度でしたが、ここに来て先に富士通から出るようです。実際の発売時には他の色も出ると推測します……WP7にもカラーバリエーションが増えるのはうれしいことです。
 また、どうやらこの端末は防水タイプのものらしいです。Androidで防水端末が出るときは結構騒がれた覚えもありますし、事実私の周囲の人達は結構、防水というものを高評価するようです。私はさほど重要視してませんが、不注意で落としてしまった際などに水の中へ落ちてしまっても平気というのは、確かにありがたいです。(そもそも落とすなとか言わんで)
 そもそもWP7は良くも悪くもハードウェア要件がキビしめに規定されており、端末各社としては中々独自性を出していけないところもあると思います。仮に独自性を出したとしても、それが原因でOSのアップデートなどに支障が出てしまうことがあれば、それは折角の厳しいハードウェア要件を設けていることがまったく意味を成さなくなってしまい、避けたいところです。Androidのように端末によってバージョンがバラバラになってしまうというのは、ユーザにもメーカにもアプリ開発者にも、良いことではないのは言うまでもありません。
 そういう事情もあるため、OSアップデートの保証を残しつつ独自性を出しつつ、その独自性がユーザにとって需要のあるもの……と考えると防水端末というのはよい選択だったと思われます。一発目の端末になるわけですから冒険のし過ぎは出来ませんし。

 新しいOSのスマートフォンが出る、しかも防水端末!
 これは国内で売るときに十分に宣伝文句になるものでしょう。もちろんそれだけでは駄目ですが、一つ強みが出来たのはいい傾向だと私は思います。
 …といってもまだこの端末が日本で出るかどうかは不明ですけど。(ですがこれが以前から噂されていた、IS12TがWP7端末なのでは、という件がやや現実味を帯びてきましたね)


ミラディン人の抵抗勢力が到来したとき、炉に住む者はウラブラスクに導きを求めた。その彼の命じは他を凍りつかせた。
「成すがままにさせよ。」

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